竜王戦挑戦者差し替え事件その後1

―第三者調査委員会の調査報告への疑問

 【2016年12月31日、最終更新2017年1月31日】

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 この記事は先月書いた「将棋界を揺るがしているソフト指し不正疑惑」の続きです。今週、第三者調査委員会の報告があり、不正はなかった(それどころか疑惑と呼べるレベルですらなかった)ことがほぼ確定的になったので、「ソフト指し不正疑惑」という言い方はやめ、「竜王戦挑戦者差し替え事件」に変えました。
 (※2016年1月3日追記:第三者調査委員会の記者会見の質疑応答テキストを掲載しました)

 第三者調査委員会は12月26日に連盟に調査報告書を提出し、記者会見を開いて報告書の概要を公表しました。概要と質疑の内容は次のリンク先をご覧ください(たいした手間ではないので自分でテキスト化しました)。概要については配布資料をもとに、一部口頭で説明された内容も書き加えました。なお、これらの内容を直接確認したい方は、ニコニコ生放送「日本将棋連盟第三者調査委員会記者会見」の中継録画をご覧ください。

 第三者調査委員会の調査報告書の概要(2016年12月26日記者会見で公表)
 第三者調査委員会の記者会見(2016年12月26日、弁護士会館)の質疑応答

 ニコニコ生放送 日本将棋連盟第三者調査委員会記者会見
 調査報告書概要の内容は、連盟から依頼された調査事項2項目の結論・理由と、第三者調査委員会から連盟への提言で構成されています。その要旨は次のとおりです。

▽調査事項①「不正の有無」
 三浦棋士に対する疑惑の根拠として指摘された点はいずれも実質的な証拠価値に乏しいものであったといわざるを得ず、三浦棋士が不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はない。
▽調査事項②「出場停止処分の妥当性」
 竜王戦七番勝負の開幕を数日後に控えながら、不正行為疑惑が解消されないという非常事態における措置として、当時の判断としてはやむを得なかった。
▽提言
 将棋ソフトの棋力の向上により、今や将棋連盟は未曾有の危機に直面している。将棋連盟は、そうした事態を直視し、的確に対処する責任がある。
 三浦棋士が不正行為を行ったと認めるに足る証拠はない。将棋連盟は、三浦棋士を正当に遇し、同棋士がその実力をいかんなく発揮できるよう、諸環境を整え、一刻も早く将棋界を正常化されるよう要望する。

 「不正はなかった」が「処分は妥当」。残念ながら大筋で私の予想通りの結論でした。しかし、その内容はいろいろな面で私の予想を超える部分がありました。
 第三者調査委員会の結論を分かりやすく言い換えると、「本人に何も落ち度がなくても、事業に重大な支障があるなら、タイトル挑戦権剥奪・出場停止のような措置を行ってもいい。ただし補償は必要」ということです。つまり、今回の出場停止処分について、不正行為に対する罰としての処分ではなく(三浦九段本人の落ち度とは関係なく)、事業への支障を防ぐための緊急避難的な措置として肯定したわけです。
 さすがに私が心配したように「離席」を落ち度として処分を正当化するようなことはありませんでしたが、ある意味、それを超えるひどい結論です。「疑わしきは罰せず」を守りつつ処分を妥当とするための理屈を、わざわざ第三者調査委員会がひねり出して連盟を助けたようなものですから。

(2016年1月31日追記:ただし12月27日の会見で谷川会長と青野専務理事は、久保戦における三浦九段の離席時間の合計は長かったと発言。また1月16日に公表された調査報告書概要版にも久保戦と渡辺戦における三浦九段の離席を問題視する記述があり、離席の多さを三浦九段の落ち度とする考え方は今も残っています)
 (2016年1月4日追記)
 詳細は報告書全体を見なければ分かりませんが、調査報告書の概要から分かることを見ていきます。

連盟が三浦九段を処分した理由

 まず、私が当初から散々問題にしてきた「処分理由」です。概要の「第1 第三者調査委員会設置の経緯及び概要」の冒頭に、連盟が第三者調査委員会に示したとみられる処分理由が書かれています。理由というより状況ですが、分かりやすく箇条書きにすると次の3点です。
 状況①不正行為(ソフト指し)の疑惑があった。
 状況②三浦棋士が一旦休場の意向を示したにもかかわらず休場届が提出されなかった。
 状況③竜王戦七番勝負及びその前夜祭が迫っており関係者への影響が甚大であった。

 連盟は最初から最後までついに一度も処分理由をきちんと公表しませんでした。マスコミで報じられた処分理由はおおむねこの状況①~③ですが、個々の事項が理由というのではなく、これらを合わせた全体の経緯の中で処分が行われたと説明されてきました。
 第三者調査委員会は、この状況①~③をいずれも事実として認定し、その上で「処分は当時の判断としてはやむを得なかった」という結論を導き出しています。しかし、そもそもその事実認定すべてに疑問があります。それについては以下の項目の中で合わせて見ていきます。

調査事項①「不正の有無」

 第三者調査委員会は上記のとおり「疑惑の根拠として指摘された点はいずれも実質的な証拠価値に乏しいものであった」、「三浦棋士が不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はない」という結論を出しました。その理由は、概要の「第3 結論に至った理由」で説明されています。
 この調査の過程で、「久保戦で夕食休憩後に三浦九段が自分の手番で約30分の離席をしたという事実はなかった」、「丸山戦2局では夕食休憩後、連盟理事が対局中の三浦棋士を監視していたが、不審な行為は認められなかった」という驚くべき事実も明らかにされました。

 不正の証拠が1つもないことは処分の発表直後から分かっており、その点については何も驚きはありません。しかし第三者調査委員会は、疑惑の根拠とされていた「不自然な離席」、「一致率」などを1つ1つ検証し、ほぼ全部をつぶしてしまいました。冒頭に書いたとおり、不正の証拠がないどころか疑う材料すらすべて否定してしまったのです。この点では、第三者調査委員会は私の予想を大きく超える立派な調査をしてくれました。

 なお、多くの報道で見られる「不正の証拠はない」という言い方は誤解を残し、三浦九段の名誉回復にとってはマイナスだと思います。法律家としては「不正はなかった」と百パーセント断定する言い方はできないのですが、三浦九段は「怪しいが証拠がないから無罪」ではなく、「怪しいと言われた根拠がすべて否定され、もう怪しいところは何もない」状態になったのです。この辺のニュアンスはぜひ上記リンク「第三者調査委員会の記者会見(2016年12月26日、弁護士会館)の質疑応答」の該当部分をお読みください。
 それでもメディアの中には、「ソフト疑惑シロ」(毎日新聞)、「調査委が不正否定」(朝日新聞)、「スマホ不正使用疑惑晴れ」(スポーツ報知)、「不正疑い晴れた」(日刊スポーツ)、「三浦九段は完全シロ」(東洋経済)といったタイトルを付けるところも出てきました。こうしたことが続けば、三浦九段の名誉回復も少しずつ進むでしょう。

調査事項②「出場停止処分の妥当性」

 上記のとおり、第三者調査委員会は不正疑惑を否定しつつ、処分の妥当性については「竜王戦七番勝負の開幕を数日後に控えながら、不正行為疑惑が解消されないという非常事態における措置として、当時の判断としてはやむを得なかった」という結論を出しました。その理由は、概要の「第3 結論に至った理由」で説明されています。

 理由の前半は一般論で、分かりやすくまとめると、
 一般論①連盟は、事業に重大な支障をきたす事象を防ぐため、棋士・公式戦を規律する権限を持っている。
 一般論②対局規定により、常務会が広範な規律の権限を持っている。
 一般論③連盟による規律は無制限ではなく、個別具体的に判断すべき。
 一般論④棋士個人に責任がない場合でも、連盟の目的達成を優先し、連盟が棋士を規律すべき場合がありうる。
 一般論⑤棋士に不正行為の疑いやおそれが生じている場合、疑いの真偽を見極める間あるいはこうした行為のおそれがなくなるまでの間、棋士の身分を停止したり、公式戦への出場を停止させたりすることも認められる場合がある。

 内容的には一般論①~③で十分で、一部には疑問をはさむ余地がありそうですが、まあここまではいいことにしましょう。一般論④⑤は今回の件に即した例示ですが、特に一般論④は第三者調査委員会が連盟を助けるために付けた「後理屈」のようなもので、「個人に落ち度がなくても措置を行っていい場合がある」という、第三者調査委員会の論理の柱の1つです。(連盟は当初から三浦九段に責任を押し付けており、こんな説明はしていません)

 理由の後半が今回の具体的判断で、まず「結果的には三浦棋士が不正行為を行ったと認めるに足りる証拠はなかったものであり、それによれば、本件出場停止処分の妥当性に疑念が生じることは確かである。しかし、本件出場停止処分の妥当性を正しく判断するためには、そのような現時点から見た結果論ではなく、処分当時における本件出場停止処分の必要性及び緊急性等を見る必要がある」としています。これも「不正はなかった」のに「処分は妥当」という結論を出すために必要な論理のもう1つの柱です。

 第三者調査委員会は関係者に対するヒアリング等を行い、以下の事実を認定しました。
 事実認定①処分当時、三浦棋士に対するソフト指し疑惑が強く存在していた。
 事実認定②三浦棋士をそのまま竜王戦に出場させた場合、大きな混乱が生じることが必至で、連盟や将棋界に対する信頼や権威が大きく傷つくことが想像された。
 事実認定③処分当時は竜王戦の開幕を3日後に控え、時間的余裕が全くなく、連盟として他に採り得る現実的な選択肢がほぼなかった。
 事実認定④三浦棋士が竜王戦の休場の申し出を行ったことを受け、連盟は挑戦者交代について共同主催者らの承諾を得ており、三浦棋士が休場の申し出を撤回した時点では、もはや後戻りができなくなっていた面もあった。
 事実認定⑤竜王戦の開催期間、調査に要する期間、疑惑が払拭されていない状態で、三浦棋士を竜王戦以外の公式戦に出場させた場合も、連盟の自浄作用が疑われ、当該棋戦に対する信用失墜につながるおそれがあった。

 第三者調査委員会は、事実認定①~④から「処分当時には、連盟が出場停止処分を行う高い必要性・緊急性があった」と結論付けました。また事実認定⑤を加え「すべての公式戦について2016年12月31日まで出場停止としたことは許容される」としました。

第三者調査委員会の調査報告への疑問

 では、いよいよ第三者調査委員会の調査報告に対する疑問を列挙します。

 疑問①(状況①と事実認定①に対して)常務会の調査はずさん過ぎ、きちんと調査すれば当時でも不正行為はなかったということに気付けたのではないか。
 上記<調査事項①「不正の有無」>の中で触れたとおり、第三者調査委員会は「久保戦で夕食休憩後に三浦九段が自分の手番で約30分の離席をしたという事実はなかった」、「丸山戦2局では夕食休憩後、連盟理事が対局中の三浦棋士を監視していたが、不審な行為は認められなかった」ということを明らかにしました。

 三浦九段は10月11日の常務会の聴取でこの30分の離席について追及され、はっきりした説明ができなかったとされてきましたが、元々そんな離席はなかったのだから、説明できるはずがありません。
 対局中(特に終盤)に棋士が一種奇異な動きをし、それを本人が覚えていないということはよくあることです。だから、対局者に対局中の行動を細かく話せというのがそもそも無理な話なのですが。追及する側も同じ棋士でありながら、そういう事情は考慮しなかったのでしょうか。
 さらにそれ以前の問題として、久保戦があったのは7月26日で、8月には不正の噂話が棋士の間に広がっていたとされ、十分に調査する時間があったのに、常務会が10月までに事実確認すらしていないというのはお粗末過ぎます。

 丸山戦2局というのは疑惑が持たれた4局のうちの2局だから、位置付けは重いはずです。それを理事が監視していて不審な点はなかったのに、常務会はその事実をなぜ無視したのでしょうか。
 また常務会は丸山九段の話は聴かなかったのでしょうか。丸山九段は当初から「連盟の決定には個人的には賛成しかねる」と述べ、「三浦九段との対局で不審に思うことはなかった」とも述べています。これを聴かなかったのなら調査不十分だし、聴いていたのに無視し、久保九段や渡辺竜王の話など追及に都合のいい話だけを根拠に取り上げていたのなら大問題です(週刊文春じゃあるまいし)。

 結局、処分当時、常務会は疑惑を訴えた棋士や一致率などに引きずられ、三浦九段は黒だと思い込んでいただけだったのではないでしょうか。

 疑問②(事実認定②に対して)週刊誌の報道などに事前に備え、混乱などを防ぐことは可能だったのではないか。
 連盟や渡辺竜王は、週刊誌(週刊文春)に不正疑惑の記事が掲載されそうなことが分かり、特に竜王戦が始まってから記事が出ると竜王戦が中止になる可能性があり、それだけは避けたかったと強調しています。そして、第三者調査委員会の調査報告の翌日に開かれた連盟の記者会見で、青野専務理事は「三浦九段に休場してもらえば一番いい形で、一番いい形というのは変ですけど、挑戦者交代になれば被害としては一番軽く済むのではないかと」(朝日新聞)と述べています。
 それは連盟が何もせずにそのまま竜王戦に突入したら、週刊誌の記事で大変なことになったかもしれませんが、週刊誌の動きまで知っていたのだから、常務会で事前に不正疑惑にきちんと対応して公表していれば済んだはずです。その時点できちんとした調査もせずに三浦九段を黒と決め付けたのは常務会の間違いであり、性急に挑戦者を交代するしかないと考えたのは常務会の無能であって、三浦九段の責任ではありません。
 調査などの時間が足りないなら竜王戦を一時延期するという対応もあり得たはずで、それが次の疑問。

 疑問③(状況③と事実認定③に対して)常務会は竜王戦の延期を検討・模索したのか。
 タイトル戦の開催を延期することは不可能ではありません。調査のために時間が必要だというなら、竜王戦の開催を延期すればよかったのです。常務会は竜王戦の延期を検討・模索したのでしょうか。また第三者調査委員会はこの点をきちんと検証したのでしょうか。

 疑問④(状況②と事実認定④に対して)三浦九段が竜王戦の休場を申し出たというのは本当か。
 これは連盟と三浦九段の主張が真っ向から対立する点の1つで、私が当初から抱いた疑問でもあります。
 この点について、第三者調査委員会の但木委員長は記者会見で「これは非常に難しい」、「単純に彼が申し出ましたというふうにも…」と言葉を濁し、10月11日の聴取の際に三浦九段がさまざま追及を受ける中で「こういう状態では出場できない」と言ったと説明しています。これもぜひ上記リンク「第三者調査委員会の記者会見(2016年12月26日、弁護士会館)の質疑応答」の該当部分をお読みください。

 第三者調査委員会の調査報告の翌日に開かれた連盟の記者会見で、中川理事は「島理事が電話で席を外したときに、三浦九段の口から『こういう状態では竜王戦は指せない。事態が収束してから集中して指したい』と。休場については三浦九段から複数回発言があり、それに伴って休場届の提出を求めたというのが事実です」(朝日新聞)と述べています。これが正しいなら、三浦九段は「事態が収束してから竜王戦を指したい」と言ったのであって、「竜王戦を休場する」などとは言っていません。
 常務会で激しく追及される中で、三浦九段の口から「こういう状態では出場できない」とか、事態が収束するまで短期的に「休場する」といった言葉が出たかもしれませんが、連盟はこれを拡大解釈もしくは曲解しているとしか思えません。

 やはり第三者調査委員会の調査報告の翌日に開かれた三浦九段の記者会見で、三浦九段の弁護士は10月11日の経緯について「電話に出た理事が会議室に戻ってきて『竜王戦七番勝負が開催されないことになった』と会議室にいた人に報告した。『竜王戦が開催されなくなったことを承知してくれるか』との申し出が理事からあり、三浦棋士は『主催者側の判断として開催しないなら仕方ない』と受け入れざるを得ず、渡辺竜王も申し出にうなずいていた」(毎日新聞)。と述べました。上記の中川理事の話に続くできごとと見られますが、本当にこんなやりとりがあったのなら、これはもう三浦九段をだました犯罪でしょう。

 この辺のやりとりは録音でも出てこない限り、本当のことは分からないかもしれません。三浦九段が録音しようとして失敗したという話が週刊誌に出ていましたが、本来、録音しなければいけないのは常務会のほうです。常務会は録音も取っていないのに、そこでの三浦九段の発言とされるものをタテに取って自らの正当性を主張するとは、おこがましい話です。

 疑問⑤(一般論④に対して)第三者調査委員会が示した後理屈によって連盟の処分を正当化することが妥当と言えるか。また出場停止のような重い措置がこの理屈で許容される範囲に入るか。
 連盟は「三浦九段には責任はないかもしれないが、混乱を避けるために出場停止にした」などという説明は1回も行っていません。第三者調査委員会の調査報告が出た後になって、「処分」ではなく「措置」が正しかったと言い出しています。腹の内で三浦九段を黒と決め付け、表向きは「休場すると言ったのに休場届を提出しなかったから」などという理由にもならない理由をつけて「処分」したのです。
 「個人に落ち度がなくても措置を行っていい場合がある」というのは第三者調査委員会が後から言い出した理屈です。当初からそう言っていたのならともかく、後理屈で処分を正当化することが妥当と言えるのでしょうか。
 さらに、三浦九段が受けた出場停止・竜王戦挑戦権剥奪という処分は、対局機会を奪うという棋士にとってこの上ない重い処分です。このように重い処分が、本人に落ち度がない場合の措置として許容されるでしょうか。
 一般論④のような場合がまったくないとは言いませんが、きわめて慎重に考えるべきで、少なくとも今回のケースに適用すべきではないでしょう。

 疑問⑥(一般論⑤に対して)連盟は当初そもそも追加調査を行う気がなかったのだから、出場停止の期間には合理的な理由がないのではないか。
 調査する気がなかったのだから「疑いの真偽を見極める間」には該当しません。12月31日まで出場停止としたことについても結局、三浦九段を黒と決め付けて竜王戦に出させないということ以外に理由が見当たりません。

 疑問⑦(一般論⑤に対して)竜王戦では金属探知機の使用が決まっており、不正行為のおそれはなかったのではないか。
 今回の竜王戦七番勝負では、金属探知機を使用して対局者の手荷物などを検査することが決まっており、そこで不正行為が行われるおそれはなかったはずです。

 (全体を通じて)多くの疑問に共通することですが、常務会は10月11日の聴取の時点で三浦九段を黒と決め付け、実際の不正の有無をきちんと調査する気すらなく、従って竜王戦を延期することなど考えもせず、ただ竜王戦の挑戦者を差し替えることしか考えていなかったのではないでしょうか。

 上記のような疑問点を総合考慮して判断するなら、連盟の処分が妥当だったという判断はとてもできないと思います。
 この調査報告の概要公表の翌日、三浦九段と連盟がそれぞれ記者会見を行いました。記事はさらに続きますが、長くなったので別の記事にします。
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